瑕疵保険(かしほけん)はどうなった?①~週刊文春3月23日号の欠陥住宅の記事
今回と次回は予定を変更しました。「調湿10」は2月16日から再開します。
1月13日の新聞に横浜の傾斜マンションの住人のアンケートで90%の人が建て替えに賛成した記事がありました。たくさんの人の意見がこれほど早くまとまるとは思っていませんでしたが、このまま建て替えの方がいいのだろうと思っています。
この件で少し教えてもらい調べたところ、この工事に使われた杭工事「ダイナウィング工法」は砂質土もしくは礫土の場合に認定された工法なのに横浜の現場は粘土質だそうです。そうなると、この現場に使用してはいけない工法で杭工事をしたことになります。
同じ13日には施工業者の処分が決まりました。元請けの指名停止、下請け2社の営業停止ということでした。その理由が元請け業者の監理不足、丸投げ、専任技術者を配置していなかったことなどですが、杭工事方法の決定のミスがないのは何となく変だと思いました。
元請けのMS建設も杭工事をしたA建材も設計もこのことを知らなかったのでしょうか?杭工事を決定するのに当然土質の調査しているはず、知らなかった、気づかなかったとは思われませんが。
次回は「横浜マンション傾斜の記事から4」です。