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コラム
結露③~日本の気候
2015年10月27日
日本は太平洋の西端、ユーラシア大陸の東端に位置しています。
夏は太平洋から来る暖かく湿った空気により、雨が大量に降り、おまけに台風がきます。冬は大陸から
寒気がきて冷たい空気とともに雪をもたらします。雪を落とした空気は乾燥した風となり吹きます。特に
太平洋側はあまり雪は降りませんが、空気は乾燥します。
冬にインフルエンザがはやるのもそのためです。
また、日本の降水量は世界平均の二倍、雨が降れば空気中の水蒸気となって室内に侵入します。
その水蒸気が蒸し暑さとなります。夏は暑く、冬は寒い。台風がきて雪が降る、非常に変化に富んだ気候が日本の気候なのです。この複雑な気候は四季を生みますが、天候は長期間安定しません。
日本は、夏は外気が高温多湿、冬は寒く乾燥しているため家の中を高温高湿にしています。
外気と室内の空気は全く反対なのです。
次回は、『結露④~結露とは』です。
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