調湿19~家の使い方も変わった
このコラムを書くキッカケはコラム「結露」が出来た頃、
「引っ越して半年なのにレースのカーテンにカビが生えている」
と言う話を聞いたからです。
その話を聞いた時に、私が考えていること、
「このまま高断熱高気密住宅が増えれば表面結露が増えるのではないか」
がすでに現実になっているのかと実感したのです。
最近の多くの高気密高断熱の家では、寒い冬は窓を開けないで暖房して生活し、暑い夏も窓を閉めてエアコンなどを使って室内の空気を調節しています。つまり、夏も冬も外気とは全く無縁の生活です。
高気密高断熱住宅を勧める業者は、断熱材でスッポリと家を包めば温度差がなくなり結露しにくくなると言います。確かに、家全体の温度と湿度のバランスが良ければ結露しないのでは…と私も思います。
断熱材を入れ、機械に頼って外気とつながらない生活をして、もしも、家の中の空気中に水蒸気が余っている場合、外には出ていけない水蒸気はどうなるのでしょうか?
このコラムはコラム「結露」(コラム;結露 参照)。
の続編のような内容です。同じような話があることをご了承して下さい。
次回は「調湿2~結露しにくいガラス」です。
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