「新耐震住宅でも倒壊の恐れ8割」の記事より~なぜ倒れない家を調査しないのか?②
昨年の暮れ、近所の神社で「拝殿の滑車を直してほしい」と連絡がありました。拝殿の庇の垂木にちょうちんなどをぶら下げる様に造られた木製の滑車があります。大きさもまちまちで6つ付いています。
「木製の滑車とは、めずらしいですね。また木で作るのですか?」と聞くと
「いや、とにかく壊れないものに変えてほしい。」というのが要望でした。
さっそく、建築金物店で代用できる滑車があるか相談すると、カタログの中からステンレス製の滑車を
見せてもらいました。“年末には間に合うように”とのことでしたので、すぐに注文し取替えました。
外した滑車が下の写真です。
枠はヒノキ材、車はカシ材で作ってありました。いつ取りつけられたか分りませんが、拝殿は江戸時代の末につくられたようです。そうすると、約150年前でしょうか・・・。150年もったとすれば、今度付けたステンレスの滑車はそんなにもつのだろうか?
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