Mybestpro Members

鈴木敏広プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

10年で塗装しないといけない家5~横張りで継ぎ目が長くなった

鈴木敏広

鈴木敏広

テーマ:10年で塗装しないといけない家

窯業系サイディングには、縦張り、横張りがあります。以前の窯業系サイディングは縦張りしかありませんでしたが、最近は横張りが増えました。縦張りと比べ、横張りはデザインが豊富です。
縦張りの場合、巾90cmごとに縦にラインが入ってしまいますが、横張りですと3mまで縦にラインが入りません。3mの中に窓などがあっても縦のラインは入らないため、スッキリした外壁になるのです。

縦張りと横張りを比べるともう一つ違いがあります。それは、板と板の継ぎ目(目地)の長さです。
下の絵は縦張りと横張りの張り方で、どちらも板の長さは同じ3m程です。
10年塗装5
縦張りの場合、建物の高さが2階建てで約6m、板の継ぎ目は水平に一本入るだけです。ここには金属製の水切りを入れますから樹脂系シーリング材は窓周り、入り隅部分などにしか使用しません。ところが横張りの場合、長さが3mごとに縦に目地ができます。継ぎ目や窓周りに充鎮する樹脂系シーリングの長さは一軒でトータルで100m以上にもなります。


次回は、「10年で塗装しないといけない家6~シーリング工事とは」です。

---------1955年以来の信頼と実績--------------
      まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
---------------------------------------------

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

鈴木敏広
専門家

鈴木敏広(一級建築士)

まちの大工さん 鈴木工務店

木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

鈴木敏広プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

長く愛される住まい作りにこだわる一級建築士

鈴木敏広プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼