10年で塗装しないといけない家7~樹脂系シーリング材はなぜ早く傷む
日本は非常に雨の多い国、しかも大量の雨が短期間に降ることがあります。
窯業系サイディングのようにセメントを使った材料は塗料が取れると水が浸み込み、そのままにしておくとクラックが入り、さらに水が浸み込むようになります。それに加え、樹脂系シーリングが切れると雨がまた入ってきます。雨が常時入るようになると、窯業系サイディングの裏に水が流れ、その水を吸収して窯業系サイディングがさらに傷みます。
窯業系サイディングの裏面は表面のように塗装していませんから簡単に水は浸みこみます。裏からしみ込んだ水は、表の塗装を裏から傷めることになります。
私は今の窯業系サイディングは日本の気候には向いていないと思っています。
アスベストが入っていないため10年程で塗装しないとクラックが入り、いつでも雨漏りする状態になってしまうからです。
次回は、「10年で塗装しないといけない家5~横張りで継ぎ目が長くなった~」です。
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