10年で塗装しないといけない家2~昔の窯業系サイディングは丈夫だった
最近「10年経ったら外壁の塗装すること」が当たり前のようになっている家があります。その家は外壁に
窯業系サイディングという外壁材を張っています。一説には10棟中7棟が窯業系サイディングの外壁材を使用していると言われています。
窯業系サイディング材は木材の繊維とセメントなどを混ぜて成型し、長さ3m×巾45㎝(又は90㎝)、デザインは様々なモノがあり、色もたくさんあります。材料としての最大の特徴は火に強いこと。燃えない材料では最も軽いことだと思います。
塗装の種類によって、窯業系サイディングの外壁材は10年以上もちますが、継ぎ目に充填する樹脂系シーリング材は、10年程で傷み、補修しないといけません。結局、長持ちする塗料を使用した窯業系サイディングでも10年程で目地の点検補修などが必要なのです。太陽や雨風が当たるところは早く傷み、手が届かなければ足場を架けないといけません。せっかく足場を掛けるなら塗装も・・・と考えるのが普通です。
そして、10年で塗装しないといけない家となったのです。
次回は、「10年で塗装しないといけない家2~昔の窯業系サイディングは丈夫だった~」です。
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