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雨漏り3~日本の気候 予備知識1

鈴木敏広

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テーマ:雨漏り

そもそも雨が降らなければ雨漏りしません。でも、日本は雨が降ります。その日本の雨の特徴を知らないと日本の家はつくれないと思います。日本の雨は他の国と比べても非常に厄介な降り方をします。


日本列島は南北に長く北緯20度~北緯46度まで非常に広い範囲にあります。南北に長い事が面積の割に複雑な気候になる一つの理由になっています。

           

日本は、太平洋からみると北西端に位置し、太平洋で発生する高(低)気圧や台風の影響を受けます。同じようにユーラシア大陸東端に日本海を隔てたところにあります。日本海は広くなく、偏西風が日本の西から東に吹いているため、大陸の気候が日本海を渡って、日本列島に影響を与えます。このように、日本列島は大陸の気候と太平洋の気候の両方の影響を受け、そのために非常に複雑な気候になっています。

もしも、日本海がもっと広ければ大陸の影響は少なくなりますし、もしも、偏西風が逆向きの偏東風だったら、太平洋の気候を主に受けて、もっと雨が降り、台風は来ますが、あまり雪は降らないと考えられます。


次回は、「雨漏り4~日本の地形 予備知識2」です。

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鈴木敏広
専門家

鈴木敏広(一級建築士)

まちの大工さん 鈴木工務店

木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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