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小林真美

実践に裏付けられた手法に絶対的な自信を持つビジネス英語講師

小林真美(こばやしまみ) / 英会話講師

Biz英語塾

コラム

【ビジネス英語1年生】Can you とCould you の違い

2024年4月6日

テーマ:初級者向けビジネス英語

コラムカテゴリ:スクール・習い事

グローバルビジネスの現場で磨いてきた、実践的なビジネス英語のアドバイスをお届けしています。

ビジネス英語1年生シリーズのコラムは、初心者・中級者向けのアドバイスをします。

このコラムでは、ビジネスシーンで使うのに適切な、丁寧な表現
を解説します。

職場でもファーストネームで呼び合う外国人ですが、実際の会話表現が常にカジュアルであるわけではありません。

上司に対してはもちろん、部下や年下の同僚に対しても、失礼ならないよう、また上から目線ととられないよう、表現には結構気を使っています。

この辺を理解しておかないと、日本人の英語はぶっきらぼうとか、ストレート過ぎると言われ兼ねません。

一方、難しく考え過ぎると、英語を話すハードルがさらに上がってしまいますよね。

実はちょっとしたポイントを抑えておけば、大丈夫。大きな失敗は避けられます。

その一つが、can より could

can も could も、

  • できる(能力がある)
  • できるか(可能か)
  • 可能性がある


という意味で、様々な文章で使えます。

今回はこの中でも、相手にできるか(可能か)
を聞く場合を説明します。

誰かに以下をお願いする場合、
例えば、

営業レポートを準備してもらえますか?

Can you prepare a sales report?

Could you prepare a sales report?


の二つが考えられます。 文法的には問題のないこの二つの文章、
ニュアンスがちょっと違います。

ズバリ、二番目の方が丁寧です。
Could you prepare a sales report?

~をやっていただけますでしょうか?
といった、最上級の丁寧さはありませんが、

~をお願いできますか?
的な、ソフトで適度に丁寧な感じです。

ちなみに、最上級の丁寧表現ば別にあるので、次回ご紹介します。


補足ですが、上司からCould you を使って「~お願いできますか~?」と依頼された場合、どんなに丁寧であっても、実は「やってね」という指示であることには変わりません。 ここは誤解のないように。(笑)


ビジネスシーンで適切な表現については、過去記事も参考にしてくださいね。

あなたのその英語は失礼かもしれません!

失礼にならないための魔法の英語フレーズ


こういったちょっとしたニュアンスの習得は、私も現場で英語に触れ、揉まれる中で身に着けていきました。教科書では学びきれない、ビジネスシーンで適切な英語は、経験者から学ぶのが一番効率的です。


今回、久しぶりに英語コーチ仲間と一緒に

英語の敬語マスター のオンラインセミナー
をします。

このセミナーを受けていただくと、英語初心者でも、ビジネスシーンで適切な表現を学び、致命的なミスを避けられます。


セミナー詳細

【日時】
4月27日20時〜21:30(予定)
ご質問や人数によって22時まで延長。
ZOOMにて。URLは、お申込み後にお伝えいたします。


【費用】5000yen (クレジット決済のみ)
【参加特典】
大人の敬語の英語テキストPDF冊子(講座でも使用)
アーカイブ講座動画視聴可能(視聴期限なし)

どなたでもご参加いただける、このような単発セミナーの開催は年に数回もありません。

少しでもご興味をもって下った方は、是非ご参加ください。

お申込みはこちらから

セミナー参加者には、復習用にアーカイブ動画リンクをお届けします。

この記事を書いたプロ

小林真美

実践に裏付けられた手法に絶対的な自信を持つビジネス英語講師

小林真美(Biz英語塾)

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