マイベストプロ埼玉
榎本修

人もペットも幸せになるペット共生住宅の専門家

榎本修(えのもとおさむ) / 愛犬家住宅コーディネーター

株式会社セラフ榎本

コラム

狂犬病について

2022年5月7日

テーマ:

コラムカテゴリ:住宅・建物

皆様、こんにちは。
ペットリフォームのセラフ榎本です。
今回は「狂犬病」についてご紹介します。



狂犬病とは
狂犬病とは、主に狂犬病に感染した動物に咬まれ、ウイルスが傷口から体内に侵入することによって人に感染します。
人が感染した場合、発熱、嘔吐、疲労感といった風邪のような症状で始まり、咬まれた部位の痛みや知覚異常を伴います。興奮や不安状態、錯乱、厳格、攻撃的状態、水を怖がるなどの脳炎症状を引き起こし、最終的に昏睡からの呼吸停止で死に至ります。
人も動物も発症すると100%死亡する恐ろしい感染症です。

世界と日本の発生率
現在、世界のほとんどの地域では、狂犬病が猛威を振るっています。年間の死亡者数は、推計55,000人程度と言われており、このうちの3万人以上はアジア地域での死亡者と言われています。(2013年7月)
日本では昭和32年以降の発生はありませんが、かつての日本でも狂犬病が蔓延していました。昭和25年に狂犬病予防法が制定され、犬の登録、狂犬病予防注射、野犬の管理が徹底されることで、狂犬病が撲滅されました。
日本以外で狂犬病が発生していない清浄地域とされているのは、オーストラリア、イギリス、ハワイなどごく少数の島国、地域に限られています。
しかし、海外で犬に咬まれた方が、帰国後に発症し亡くなられた例もあります。

狂犬病ワクチン
狂犬病ワクチンは「不活性化ワクチン」という種類になります。ウイルスを死滅させて感染能力を失わせた後、免疫をつけるために必要な成分を取り出して作製されます。
日本では、3~4ヶ月齢で最初のワクチン接種後、年1回の追加接種が義務付けられています。
なお狂犬病ワクチン接種後に混合ワクチンを接種する場合は、間を2週間程あけるのがよいとされています。




狂犬病について紹介いたしました。現在、狂犬病ワクチンの接種率が下がってきています。日本が狂犬病発症率ゼロなのは、ペットと共に暮らす人々と獣医師が地道に、そして切実に予防接種を受けさせてきた、努力の賜物です。
自身とそして家族であるペットを守るためにも狂犬病の予防接種を受けさせてください。

ペットリフォームのご相談、御見積りはセラフ榎本にご用命いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます
セラフ榎本ペットリフォーム専用サイト URL:https://www.qp-dog.jp/
また、セラフ榎本では、「愛猫と暮らす賃貸住宅」の開発・計画も進めております。
室内にキャットステップをはじめとする設備を付属し、愛猫と共に快適に暮らすための空間を創ります。

この記事を書いたプロ

榎本修

人もペットも幸せになるペット共生住宅の専門家

榎本修(株式会社セラフ榎本)

Share

関連するコラム

榎本修プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ埼玉
  3. 埼玉の住宅・建物
  4. 埼玉のリフォーム・内装工事
  5. 榎本修
  6. コラム一覧
  7. 狂犬病について

© My Best Pro