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知念正彦(ちねんまさひこ)

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コラム

粗悪、低品質は本当か?中国産墓石の特徴

2017年7月18日

テーマ:墓石を選ぶ

コラムカテゴリ:冠婚葬祭



墓石を建てようと考え、石材店を巡って検討していくと選択肢の中に中国産の石材が入ってくることでしょう。実際、日本の墓石の8割近くが中国産を占めています。国産の墓石よりも格段に安く品質の良いものもあります。

中国産の石材が安いのは、品質の問題ではなく、加工にかかる諸費用が日本とは違うからです。

中国産墓石の特徴

日本の墓石の8割は輸入石材で建てられています。さらに、そのうちの大半が中国産です。インドや南アフリカで産出される石材もいったん中国へ持ち込まれ、そこで加工を施してから日本に輸入されています。

中国の石材加工技術は着実に進歩を遂げていて、世界中から石材の注文が殺到しています。石の加工で知られる福建省の町には、200社を超える石材加工会社が集まっています。

なぜこれだけ需要があるのかというと、やはり一番の理由は「安さ」があるでしょう。国産の墓石と比べると倍から10倍もの価格差があるとなれば、引っ張りだこになるのもうなずけます。

中国産墓石の品質

これだけ安いとなると品質は大丈夫なのかと心配になりますが、値段と価格は比例しません。安さの理由は質ではなく、流通量の多さと人件費や輸送のコストの差です。
値段の安さが、そのまま石材の質の良し悪しにつながるわけではありません。

実際に、中国産の石の中には国産の石材に匹敵するような石も存在します。一概に産地や価格だけにとらわれるのではなく、色みや石目などから感じる石材の雰囲気で選ぶことも往々にしてあります。

加工の面でも、日本用の墓石製造を請け負ってきたことがある工場などは実績が30年以上もあり、技術も向上していて日本並みの技術を持つところもあります。

信頼できる販売店を選ぶことから

産地にかかわらず、墓石を購入する際の販売店は、信頼できる店を選ぶことが大切です。まずは、お店に足を運んでみて販売員に色々と質問してみましょう。丁寧に、そしていろんな提案をしてくれお店が、後々のお付き合いにつながります。

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知念正彦

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