狭い仏間でも楽々と仏壇が納められる『らくちん君』

2016年7月16日公開 / 2016年7月18日更新

テーマ：仏壇について

コラムカテゴリ：冠婚葬祭

コラムキーワード：畳　掃除、畳　張り替え

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仏壇を納める際、様々なパターンがあります。最も多いのは仏間ですが、最近では仏間がないご家庭が増えていますので必ずしも仏間ということにはなりません。お床、畳の上、棚の上など様々です。

今回は仏間に納品させていただいたのですが、高さが仏間と仏壇の高さがほぼ同じというケースでした。

奥行・幅が十分にある場合には上胴を斜めにして納品するのですが、今回は奥行がありませんでした。そんな時に役立つのがらくちん君です。写真が十分とれなかったのですが、まずはご覧ください。

まず仏間にお仏壇の本体（上胴のみ）を仏間に入れます。次にらくちん君という機械を両サイドに設置。スイッチポンでその上胴だけを上げていきます。

その後下に空洞が出来たところにした台をスラリと挿入。

水平器をあて左右上下のゆがみがないかを確認して上胴と下台の間に電話帳などの厚みのある本を置き、その後両サイドの機械を抜き最後に間に挟まった本を抜いて完了です。

この機械がないその昔は、奥の両サイドに太い宛木をそれぞれ紐を括り付け、奥に２本立てて、その上に上胴を置き手前で仏壇を持った状態で下台をスライドさせ、下台に置けた段階で紐を引っ張って木を抜いて・・・という方法で納めていました。今では考えられない方法ですが、そんな悩みもこのらくちん君で解決しました。

もう滅多にないことですが、万が一出す場合も上記の行程を逆から行えば簡単に出すこともできます。

先日もかなり大きいお仏壇の搬出があったのですが、二人であっという間に作業を終えましてお客様が驚かれていました。

本当に便利な機会です。