お仏壇の中に安置する『お位牌の位置』について

2016年7月23日

テーマ：位牌について

コラムカテゴリ：冠婚葬祭

コラムをご覧いただきましてありがとうございます。感謝です。

お仏壇の中に安置しますお位牌、すでにお仏壇があって新たにお位牌をお届けした際皆様様々な置き方をされています。既に安置されている場合は特に申し上げないのですが新しくお仏壇を購入されお位牌も安置する場合は弊社では以下のように説明をさせて頂いております。（お仏壇の大きさやあまりにもお位牌の数が多いなど場合によっては以下のようにならない場合もありますのでご了承ください）

最上段の棚の両脇にコーランという物がございます。こちらになります。

これが結界を表します。最上段にご本尊あるいは掛け軸を掛けます。つまりご本尊様をお祀りするステージになりますので最も位の高い場所となります。よくこの棚にお位牌を置かれておられるご当家があるのですが、基本的には５０年経った仏様のお位牌以外は置かないようお勧めしています。

基本的に位牌棚は最上段の一つ下の段になります。右が上座となります。例えばご夫婦で奥様が先にお亡くなりになられた場合、まずそのお位牌を右に安置します。次にご主人様がお亡くなりになられた場合、奥様のお位牌を左に寄せてご主人様のお位牌を右にとなります。

写真は唐木仏壇（欅製）ですが、家具調仏壇や上置き仏壇となりますと大きさが小さくなりますので商品によって異なりますが、内部の棚が取り外しができる商品もございます。

過去のお客様でお位牌が十数本で家具調仏壇をお買い上げいただいたのですが（お客様の想いで）棚をすべて取り外しお位牌をすべて安置したケースもございました。

お仏壇の中に安置するお位牌の位置について・・・お仏壇も新たにそしてお位牌も新たにといった場合には上記に記載しましたように一般的な考え方としましては上記のようになるのですが、ケースバイケースで形も変わる場合もありますので詳しくは菩提寺様にご確認されてもいいかもしれません。

生かさせていただいていますことに感謝です。