コラム
浄土真宗の本願寺派(西)・大谷派(東)の掛軸、仏像の見分け方について
2016年7月8日 公開 / 2020年9月11日更新
コラムをご覧いただきましてありがとうございます。感謝です。
お仏壇の最上段に各宗派の掛け軸をお飾ります。真言宗でしたら左から不動明王・大日如来・弘法大師、岡山は特に真言宗が多いので見慣れているのですが、特に岡山では浄土真宗が少ないためわかりにくい場合があります。
浄土真宗には本願寺派と大谷派があります。よく、お西、お東と言われています。
既にお仏壇を祀ってある場合には以下のように見分けると一目瞭然かもしれません。
1、掛け軸で判断する
まずはこちらの画像をご覧ください。
左が大谷派(東)・右が本願寺派(西)になります。簡単な見分け方は両脇が仏像か文字かになります。またご本尊をよ~くご覧いただきますと違いがあります。・・・・・。見比べて頂けましたでしょうか?
中心のご本尊の上の角から角に伸びている本数の数に違いがあるのがお判りでしょうか?すごくわかりにくいかもしれませんが左は掛軸の上の角の黄色い線が6本、右は8本ございます。こんなところでも見分けることが出来ます。
2、仏像で見分ける方法
次に仏像で見分ける方法です。まずはこちらをご覧ください。
いかがでしょうか?お仏壇に3体仏像をお祀りされる方は少ないのですが、両脇は文字か仏像か?またご本尊もご覧いただけますでしょうか?背中にマントのようなものが見えますよね?光背と言います。光背があるかないかでも見分けることが出来ます。
お仏壇にお飾りしてあるということはもちろんご宗派をわかっているからなのですが、念のため記載させていただきました。またお仏壇も東と西では厳密に言いますと違いがあります。これにつきましてはまたの機会とさせていただきます。
生かさせていただいていますことに感謝です。
関連するコラム
- 掛け軸の『上手なしまい方』について 2015-05-06
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
田岡良一プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。