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田岡良一

安心できる仏壇・墓石選びのプロ

田岡良一(たおかりょういち) / 仏壇アドバイザー

(株)田岡仏壇店

コラム

会陽(はだか祭)と五香(沈香、丁子、龍脳、白檀、宇金)との関係について

2016年1月19日

テーマ:お香

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

ブログをご覧いただきましてありがとうございます。感謝です。


いよいよ今年もはだか祭の季節となりました。岡山県内で様々な地域で開催されます。今年は暖冬でいつもの寒さが感じれなかったのですがここにきて急に寒くなってきました。これも会陽が始まるからかなと感じています。


2月6日には金山寺で会陽があります。本堂を焼失後今年初めて祝主を立てての会陽となります。私の友人で会陽をこよなく愛する斎藤さんという方がおられるのですがこの方の尽力も多々影響していると思います。また今年はご縁を頂き、金山寺の副宝木を弊社のほうでさせて頂くことになり、先日お寺にも行ってまいりました。


かつてあった本堂後に庵を立てられ、その脇から宝木を投下されるとのことでした。


かつて一度だけ私も西大寺会陽に参加したことがあります。とても寒かった思い出しかないのですが、私の周りには本当に会陽が好きと言うよりも会陽を愛しているという表現がいいかどうかわからないのですがそのような方々がたくさんおられます。会陽という文化、またその中での人間関係、様々なドラマがあるのだなとお話を聞いていましていつも感じます。


あんなに多くの人が参加される中で限られた数しかない宝木を授かる。また多くの方がその宝木を授かる為に様々な努力もされているともお聞きしました。またどうしてあんなに多くの方がいる中で宝木を授かることが出来るのかなと疑問にも思うのですが、宝木に沈香系のお香の香りを刷り込み香りが出て、その香りをもとに探しに行くと聞いたこともあります。


また五香(沈香、丁子、龍脳、白檀、宇金)といいましてとても香りのきついお香なのですがこれらを配合させたものを2本の宝木を投下させる場合紙の中に入れて、それを授かろうと渦になった瞬間、紙が破れてそので香りが放たれ、またそこで多くの方がその渦をめがけて行くという風にも聞いたことがあります。


2月20日には西大寺観音院にて毎年約9000人の参加者がおられる西大寺会陽も開催されます。またこの会陽が終わるころ自然と暖かくなり春が来るとも言われています。


今年は岡山商工会議所青年部が全国大会を開催します。その中でエクスカーションというイベントがあり全国各地からお越しいただいたメンバーの皆様を、会陽に出られる方、観覧される方と分けましてご接待をさせて頂くことになっています。皆様に良かったと言っていただけるような設営をさせて頂きたいと思っています。


生かさせていただいていますことに感謝です。

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