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田岡良一

安心できる仏壇・墓石選びのプロ

田岡良一(たおかりょういち) / 仏壇アドバイザー

(株)田岡仏壇店

コラム

お仏壇の紹介・・・紫檀(総練り)・木地仕上げ

2015年10月17日

テーマ:仏壇について

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

コラムをご覧いただきましてありがとうございます。感謝です。


今回はお仏壇の紹介です。まずはご覧ください。

まずは全体です。

内部の写真です。

障子を閉めますと

最後に大戸を閉めた場合


少し前まで、同じような商品があったのですが、売れてしまいまして、この度新たに商品を入れました。


タイトルに総練りと記載いたしました。お仏壇はほとんどが無垢の木は使用いたしません。しっかり乾燥させるのですが万が一反りや割れが出てしまってはいけませんので、中に心材を入れています。その心材の周りに紫檀や黒檀といった唐木を貼って製作を致します。またこの材料を貼る厚みによって価格が変わってまいります。


総練りとは


薄く張ったものを『張り』といいある程度(5mm~7mm)張った商品のことを練りと言います。またこの練りも、前面だけ張ったものを『前練り』。2面を『二方練り』三面張ったものを『三方練り』。全面張った物を『四方練り』あるいは『総練り』といます。


言葉だけではわかりにくいかもしれません。すみません。


木地仕上げとは

木地仕上げとは、従来の仕上げ方ですと、まず目止めをして、木目の粗を埋めますその後研磨、塗装という流れで仕上げていくのですが、木地仕上げ(生地仕上げ)といわれる塗装は、木材がもつ天然の色や質感を損なわない塗装方法のことで、一般的には着色をせず、、 塗膜もごく薄くし、木地にそのまま透明塗料を塗装するため、素材色が濡れ色となって仕上がり、質感も木材の肌をそのまま表現し、まるで透明の漆を塗ったような仕上げを行います。ウレタン塗装ではなくオイル塗装を行います。また研磨の工程も従来の仕上げ方よりも何工程か増やし、より細かいところまで研磨を致します。


現物をご覧いただけましたら他の商品と比べることが出来ますので、一目で違いが判ります。ただ手間がかかっていますのでお値段も少し割高にはなります。が、とても感じのいい仕上げです。

寸法が高さ:60cm 幅:51cm 奥行:40です。

よろしくお願い致します。

生かさせていただいていることに感謝です。

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