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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお)

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コラム

マナーうんちく話1540《神無月に出雲に出張された神様はどんな仕事をされるの?》

歳時記のマナー

2017年10月11日

10月も半ばになると、昼間の時間が短くなったのが実感できるようになりますが、暑くもなく寒くもなく、最も過ごしやすい時節です。

一部の地域を除いてはまだ紅葉も始まりません。
しかし夏に隆盛をきわめた山々の草花が次第に減少し、それでいて木々の葉が少しずつ、少しずつ色めいていきます。
何もかも一気に変化するのではなく、時間をかけ、ゆったりと変わっていくところが四季の味わいを一層深めてくれるのでしょう。

そして10月は「神無月」です。
全国の神様が仕事で出雲に出張され留守になるから「神無月」と呼ばれます。
ただし島根県の出雲大社には全国の神様が集結されるので、出雲地方は「神在月」になります。

ではなぜ出雲大社に集まるのでしょうか?
出雲大社の祭神は、大國主神ですが、全国に自分の子どもたちをおいて管理させたわけです。

その子供たちに他の神も加わり、一年に一度出雲大社に集まり会議を行うわけです。
その会議の内容は主に人と人との縁づくりについてですが、農作物の出来についても話し合われます。

だから出雲大社は縁結びの神と言われるようになり、この時期になると素敵な縁を求めて多くの参拝者が訪れるのはご承知のとおりです。

お宮参りをするときには通常2礼2拍手1礼ですが、出雲大社の場合は「2礼4拍手1礼」になるのは、このような理由があるわけなのですね。
八百万の神が集う出雲大社は別格ということでしょう。

実は明治以前までは神社ごとに参拝の作法は異なっていたようですが、明治新政府は参拝の作法を国家で一元管理することにして、「2礼2拍手1礼」と出雲大社の「2礼4拍手1礼」に統一し、現在にいたっているようです。

ちなみに「神無月」の語源にはこの他諸説がありますが、神無月の「無」には「の」の意味もあり、「神の月」ともいわれます。

稲(いね)は「命の「根」」ともいわれますが、稲が実る時期が「神の月」になるのは、日本ならではの発想でしょう。
実に奥深い文化だと思います。

衆議院選挙が間もなくですが、利己より利他の精神で、日本の国に貢献できる人に投票したいものですね。

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平松幹夫

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