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平松幹夫

講演会で大活躍!マナーと生きがいづくりのプロ

平松幹夫(ひらまつみきお)

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コラム

マナーうんちく話464≪「おいとま」と「お見送り」のマナー≫

心温まるもてなしは、要領のよさとか小手先のスキルより、来客への思いやりの心から生まれるものです。

客層、時間、気候、状況などに合わせ、相手の気持ちを考慮しながら、真心こめてもてなすことが何よりです。

とはいえ、自分を犠牲にしてまでのもてなしは無理が生じ、心の交流は図れません。
また、理屈はわかるけど、その場になったら、どのように接していいのか?迷うことも多々あります。

例えば、客が「おいとま」を切りだした際には、一旦引き留めた方がよいのか?言われるままお引き取り頂いた方が良いのか?大いに迷うところです。

このような場合、客層、訪問目的、滞在時間等にもよりますが、引きとめなければいけない決まりは有りません。
あくまで、自分の気持ちに忠実に従えばいいでしょう。

すなわち、来客に、もう少し、いて欲しいと思えば、相手の都合を伺い、さらに滞在して頂ければいいし、おいとまを切りだされて、やれやれと思えば、そのままお見送りすればいいでしょう。

来客も、いったん引きとめられれば気分が良くなりますが、さりとて、心にもない事を口にするのも失礼です。

また、いつまでたっても客が帰る様子が無い場合、ストレートに「お帰えり下さい」とは言いにくいものです。

このような時には、相手の「これからの予定」を伺えば、大抵の場合は、気がついてくれます。

しかし、それでもだめなら、こちらの都合をキチンと話して、おいとまして頂いたらいいと思います。

そして、客人を、お見送りをするわけですが、予め、客人の履き物を、玄関の中央部に揃えて置いて下さいね。

続いて、玄関先で、必要に応じて靴ベラ等を渡したり、コートや荷物等のお世話をし、門を開けて、客を見送ります。

この時、「どこで」、「いつまで」見送るかですが、改まった客の場合は、家や事業所の敷地と公道の境目まで出て、姿が見えなくなるまで見送ることをお勧めします。

そこまで見送られるとかえって窮屈だとの意見も有りますが、相手の心の内は解りません。
丁寧に越したことは無いと考えます。

さらに、来客を複数で応対していたら、応対した全員でお見送りすることが望ましいです。

よく在るケースですが、上司と部下でお見送りする時に、上司は事務的な挨拶だけでさっと中に入り、部下だけが最後まで見送りますが、これは感心しません。

出来る限り、一緒に最後まで見送って下さい。
たとえ、商談などが上手くいかなかった場合も、より丁寧に接して下さいね。
ここに、その事業所の品格が出ます。

手土産が有る場合は、帰り際に渡せばいいでしょう。
加えて、暗くなってから女性客を見送る場合は、駅まで送るとか、安全な場所までエスコートするなど、細かい配慮が必要です。

「終わりよければすべてよし!」と言われます。
物事は締めくくりが大切であると言うことです。
「仕上げが肝心」だと言うことですね。
いくら、客人といい話しになっても、最後が悪ければ何にもなりません。

もてなしに関しては、お見送りこそ、大切な締めくくりなのです。
決して、おろそかにしないで下さい。

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