住宅フローリングの傷補修、別荘リペア報告

2021年11月8日

テーマ：フローリング傷補修

コラムカテゴリ：住宅・建物

場所は軽井沢、依頼主は千曲市の電気屋さん！

フローリングのスリ傷補修依頼いただきました。話をもってきたのは千曲市の電気屋さん。前職では同僚で後輩、今は電気屋さんで頑張ってる古くからの友人でした。

場所は軽井沢の別荘で、冷蔵庫を搬入した際にフローリングに傷を入れてしまったとのこと。「別荘自体は新しいわけではなく、フローリングもそれなりに年期が入っているので、傷は直してほしいけど、仕上りは周りのフローリングと雰囲気を合わせてほしい。」が依頼内容でした。

あたりまえだけど、なぜ軽井沢は涼しいの？

今は別荘の施主も滞在していないし、開錠と若干の電気工事もあるので軽井沢には一緒にいくことになりました。到着、車を降りた瞬間「やっぱ軽井沢は寒いわ」お互い声を発しました。
避暑地で有名な軽井沢ですから、気温が低いのは当然なのですが、千曲市から軽井沢までは上田、小諸、佐久などを経て入ります。この間急激な上り坂、いわゆる峠道がありません。あまり上がった感がないうちに到着してしまうのですが、実は標高1000m近い高地（後で調べてわかった）でした。しかも年間の平均気温は札幌より低いとありました。
以前軽井沢で別荘の補修をしたとき管理会社の方が、「軽井沢は湿度が高く気温が低いので結露がひどいんです。だから建屋が凄く傷むんです」とい言っていたのを思い出し、何となく納得しました。

今回の話しがあった時点でフローリングは廊下からキッチンのシンクに繋がる動線と聞いていましたので、特にキッチン手前の傷埋めは強度の高い充填剤を入れる可能性があると話しましたが、実際の傷は思ったより浅く、充填剤を入れるには浅すぎる、入れないとしたら深すぎる。悩みましたが、充填剤は入れない。傷を木目方向に修正しながら、プライマー塗布の繰り返しで施工しました。最初は半信半疑で見ていた友人も次第に傷が見えなくなってくると「スッゲ！全然わからなくなった」とちょっと興奮気味でした。

翌日友人が来て別荘の施主さんにも施工写真送ったら、「全然わからない」とたいへん喜んでいました。とわざわざ報告にきてくれました。
こちらこそありがとうございました。

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