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菊地茂(きくちしげる) / 行政書士

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コラム

仙台の行政書士より180727心のメッセージ

2018年7月27日

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: 行政書士 相談

 本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。午後は、旭日税理士法人セミナーと榴岡の会にそれぞれ出席いたします。

 今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。

 〈生き方の心・技・体 ~ 一つ目は「心」 〉

 あなたはこの言葉からどんなことを想像しますか。「精神力」あるいは「気合い」、そして「最後に物言うのは根性」という言葉が日本の精神性からいつもかもし出されます。しかし、武蔵の言う「心」とは、気合いや根性ではなく、人生に勝つという目標に対し、現実的にいかに冷静になれるかが重要ということです。すなわち「心」とは、勝つための方法を徹底的に考え抜くことです。「心」は「思考」と置き換えることができます。
 刀はもろいもので、すぐに刃こぼれを起こし、使い物にならなくなり、場合によっては折れたりしてしまうのです。そこで武蔵は、木刀を構え戦いに臨みました。細くて繊細な刃よりも、太くて硬い木刀のほうが丈夫で、さらに当たれば確実に結果を出すことができるからです。
 これは、生活の中にある見栄やプライド、あるいは、常識といったものを取り除き、勝つために考え抜いた結果です。考え、考え続け、考え抜くことによって具体的な結果が生まれます。
 通常、刃は一刀で、両手で握ることを常としていました。しかし1本の刃を両手で持つことは、実戦では少ないものです。たとえば馬に乗るとき、走るとき、沼地や険しい坂道や人混みで混み合うときなど、両手で持つことは少ないのです。ですから、武蔵は、片手で刃を振れるように、2本の刀をそれぞれに持つスタイルを生み出しました。今年メジャーに移った大谷選手は「二刀流」と言われていますが、この言葉は、武蔵から生まれました。
 「心」、あなたは今何を考え、考え続け、あなたなりの生活の中で結果、実を結んでいらっしゃいますか。怠惰という言葉は行動に使われがちですが、行動の甘さではなく、思考の不十分さが最も厳しい結果を生みます。

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