仙台の行政書士より141007心のメッセージ

2014年10月7日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は午前中、心の障がい者の就労支援相談会とメンバーのケア会議に出席いたします。また午後は、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請のそれぞれのご相談をお受けいたします。なお夕方はシャロームの会の理事会に出席いたします。
　
　今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

　「毎日、いろんな人達の否定的な話を聴き続けて疲れていませんか？」と質問されることがあります。そう質問されて「確かに、なぜ私は人生や人間関係で絶望した人々のお話を聴き続けることができるのだろうか？」と自分に問いかけました。すると、答えが浮かんできました。「その方の希望にゆだねているから」
　どんなに否定的なお話であっても、最後まで聴かせていただこうとしている自分がいます。そこには私なりの確信があります。「この否定的な話を聴き切れば、必ずクライエントの方は希望を語りだす」。カウンセリングに来て下さったということ自体が、すでにその方の中に「希望」があるという動かぬ証拠です。心底絶望していたら、そもそもカウンセリングにお越しになるはずがありません。心のどこかに「希望」があるからこそ、カウンセリングに来て下さったのです。絶望の煙幕にだまされてはなりません。煙幕が消えるまで聴き切れば、人は自ずと希望を語り出すのです。
　逆に、なかなか希望を語って下さらないということは、私がきちんと最後まで聴ききっていないからです。どんなに絶望の黒雲が濃かったしても、必ずその向こうに希望の光が輝いています。
　「この世を動かす力は希望である。やがて成長して果実が得られるという希望がなければ、農夫は畑に種をまかない。」（ルター）

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

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