コラム
大蔵山スタジオツアー
2020年10月12日
今日は丸森へ「伊達冠石」を見学に行ってまいりました。
丸森石、泥冠り石、など時代を経て呼び名が変化してきた宮城が誇る
正に銘石、「伊達冠石」と今は呼ばれております。
まず、大蔵山に入っていきますとドド―ンと現れたピラミッド!?
外国人の石工と日本人の石工とのコラボレーションのようです。
石工の仕事とこの形成でパワーさえ感じます。私の知人が施工に
携っており感慨深く拝見いたしました。
ここ大蔵山にはデザイナー(海外も含む)による作品展示もあり、
普段から墓石で固められた私の脳みそはとても刺激になり良い
目の保養になりました。
肝心の「伊達冠石」の墓石はというと、こんな感じです。
どれもこれも風合いがあり、目をひくモノばかりでした。
少々値は張るものの、石の選別からデザイン、加工まで熟練の職人
達の経験値が物を云う素材と感じました。
石屋さんは常に「石を使って何か作れないかなぁ~?」なんてアタマの
片隅で考えているもの。
それがここ、大蔵山に来ると沢山のアイデアが詰まっていて大変刺激になり
パワーをもらえます!
このように高級感があり、石質、や空間を意識された仕事の1つ1つが
観る側にも凄く癒しを与えていると感じました。
今では海外からの発注や関東方面からの発注が多いと聞きますが
我が宮城県の銘石「伊達冠石」が海外まで運ばれて海外のデザイナーによって
また新たな石の魅力を引き立てられているとは、宮城県民は余りご存知ないのでは
ないでしょうか?あの有名なイサム・ノグチも「伊達冠石」を大変気に入り大蔵山へ
来られたようですね。
今日は楽しい「石屋の遠足♪」でございました!!
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