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伊藤豊

不動産売買・住宅ローンコンサルティングのプロ

伊藤豊(いとうゆたか) / 住宅ローンアドバイザー

株式会社Fin-est Agent(ファイネストエージェント)

コラム

事前審査の提出はくれぐれも慎重に!!!【融資審査実務あるある】

2022年11月18日

テーマ:融資審査実務あるある

コラムカテゴリ:お金・保険

昨日、久々のコラム更新をしました・・・。
前回の更新から2ヶ月以上間が空いてしまって反省しています・・・。
今回は、私が銀行で融資審査を担当していた頃のあるあるな話をご紹介します。

一般に住宅ローンは審査が3段階あり、事前審査→本審査→社内稟議とステップが進んでいきます。
この中で唯一、事前審査だけはハウスメーカー様や不動産業者様など、業者様が本人の代理として申込を受付できます。

朝出勤したあと、前日の夜に業者様が受付した申込書類が山ほどFAXに溜まっていて、それを片っ端から審査、処理していきます。

しかし、とっても怖いことに・・・・

金融機関はその山ほどの案件の一つ一つを記録に残しているのです。

私のいた金融機関は<案件受付簿>なるデータベースを蓄積していて、受付年月日、取次業者、申込金額、審査回答の内容など最低限の情報を手元に保管します。
どの金融機関もおそらく同じように独自の情報を蓄積しているでしょう。

「ああ、この人前に申込もらったことがあるね。ゼロ回答だったようだよ。」
「信用情報だろうね、今回もダメかもね。」
このような会話が、シャッターが下りた店内でリアルに行われています。

例えば、皆様が家族で住むマイホームを計画しているとします。
一戸建て、マンション、新築、中古、リノベーション物件など様々な選択肢があり、それぞれのご予算の中で検討されるでしょう。
多いと住宅メーカーの展示場だけでも10社くらい回る方もいます。

偶然、とっても人当たりの良い営業マンに当たって簡単な見積をもらい、次は事前審査を勧められたら・・・・

ぜひとも、気軽に書類を出さずに一旦立ち止まって考えてください!!
ご自身や奥様など、ローンに登場する方の信用情報が「汚れてない」かどうかを!!!

住宅ローン審査で「否決」される案件のほとんどは信用情報によるものです。 仮に、事故情報が載っているような場合は情報が消えるまで待ってから事前審査を提出するべきなのです。


なぜなら、事故や延滞情報が載っている時点で審査にはマイナス、程度によっては当然に否決となります。
その際、「否決」となった事実が金融機関にデータベースとして蓄積され、いざ情報が消えてから再チャレンジしても審査に大いにマイナスの影響が残ってしまうためです。
場合によっては、その金融機関はもう二度と相手にしてくれません。



専門家として、住宅ローンを申込みする方、お客様に事前審査をご案内する業者の営業担当の方に、声を大にして言います!

信用情報に心配のある方にとって、事前審査は気軽に出すようなものではありません!

細やかなヒアリングの元、CICほかの信用情報を開示、十分な対策を施してから提出するべきなのです!!
そうすることで、その時は融資が通らなくても次回チャレンジまでのロードマップを作ることができるのです。
少なくとも、二度と金融機関に相手にしてもらえないような事態は避けられます。


とっても悔しいことですが
お客様に次回の約束を取るための口実として事前審査を勧める営業マンや、「この案件はダメ元だけど通ったらラッキー」くらいの考えでいる営業マンもおります。
何かのご縁でこのコラムを読んで頂いた方、どうかご自身のマイホーム計画の際にはくれぐれもご注意ください。

今回は少し怖い話をしてしまいましたが、ご心配のある方は一度当社にご相談に来てみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたプロ

伊藤豊

不動産売買・住宅ローンコンサルティングのプロ

伊藤豊(株式会社Fin-est Agent(ファイネストエージェント))

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