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コラム
時間の経過が学習に繋がっていない―マーケティングの不在は恐ろしいことに・・―Ⅰ
2019年2月22日 公開 / 2019年2月24日更新
[危機感の喪失??]
私は、東京で友人と立ち上げたマーケティングリサーチの会社を、約10年以上経営した経験を持っています。
そこに一定の目途をつけたのが20年ちょっと前でした。
その後、故郷である鹿児島に帰ってきたとき
「あれっ!?なんか違うな。」
と感じたのです。
「昔のように商売が繁盛していない。町の賑わいがないなあ。」
町の様子をひと目見て、そんな風に感じました
・・・ということは、そのだいぶ以前から現象としては現れていたのです。
それはもちろんのことなのですが、それ以上に感じたのは
「こんなに商売がうまくいっていないにもかかわらず、商売をする側の意識がちっとも変っていないなあ・・・」
と、いうことでした。
これまで、20年にわたり250社以上中小企業の経営を支援してきましが、基本的には今でもこの構造は変わっていません。
このうまくいかなくなった期間、いろいろと考えるべきだったのに、その時間の経過が学習に繋がっていないのです。
ただ20年くらい前までは、
「今は景気のせいだからしょうがない。また戻るだろうよ・・・」
という意識が今よりも強かったのです。
さすがにそんな景気循環型の原因特定は薄くなってきていますが
「このままではまずい!なんとかしなければ!!」
という意識が醸成されていない、という点では変わっていないのです。
この「意識」が変わらないと、どういうことになるのか。
改めてそのことを論理立てて考えてみたいのです。
時間はあったはずなのに・・・
つづく
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