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コラム
ブランド化への意思を持ちそのメッセージを発信し続けることが肝要―「のれん」と「ブランド」について考える・・「あるもの」と「なるもの」の違い―Ⅵ(おしまい)
2019年2月18日
[「のれん」を「ブランド」にまで昇格させようとしない中小企業]
情報発信を先にやる、というのは、日々取り組んでいる日常業務に関する情報やコメントを発信しながら、時代に応じた戦略を固めていく、ということになります。
基本的な方向性に大きなブレがなければ、このやり方でもブランドの形成は可能なのではないかと思っています。
「のれん」が長い事業活動の結果「あるもの」だとすれば、「ブランド」は意思を持って「なるもの」であろうと思います。
ブランド化が企業経営に有利であると仮定して(大抵の場合、有利だと思うが・・)この「あるもの」を活かさないのはもったいない、というのが私の考えなのです。
私が見るところ、日本の多くの中小企業は「のれん」を「ブランド」にまで昇格させようとはしていません。
おそらく、初めからそんなことは不可能だ、と思っているからでしょう。
というより、ほとんどの中小企業が「そんなことは考えたこともない。」ということではないでしょうか。
これはもったいないことだ、と私は思っています。
どんな企業でもブランド化はできるはずです。
そこへ向かって、明確な意図を持って取り組めば不可能なことではありません。
それを可能にするのはこれまで書いたように、その意図を持つこととそのメッセージを発信し続けることです。
いずれもトップの決断と行動が不可欠なのはいうまでもありません。
簡単なことではありませんが、やりがいのあるチャレンジであることには違いないのです。
その意思があればいつか日は昇る
おしまい
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