- お電話での
お問い合わせ - 099-472-0620
コラム
私の仕事史「マイ チャレジング デイズ」―バブルを横目に、かくもエキサイティングな日々―Ⅱ
2017年3月12日
(2)学生ビジネスとの出会いとマーケティングリサーチ
【学生ビジネス全盛:バブル前夜】
またちょうどこの頃、巷では「学生ビジネス」という奴が全盛時代でした。
慶応や立教、上智あたりの学生が、六本木のディスコに何万人人を集めて、音楽イベントをやっただのミスコンを成功させただの何だのと騒いでいました。
日本がバブルに入る前夜でしたので、なんだか世の中がザワザワして来ていて、日本中が妙に浮かれていたのです。
直接は知らない世代でも、映画やお笑いでなんとなくその雰囲気は分かると思いますが。
企業もなにかと学生連中にちやほやしていました。
大学生が肩で風切って歩ける彼らにとってはいい時代だったかもしれません。
私たちの会社は、このワイワイやっていた学生連中とも親しくしており、企業からは彼らとの橋渡し役としても重宝されました。
【マーケティングリサーチ第一歩】
ただ、私たちはどうだったかというと、彼らをサンプルとしたトレンドのリサーチや意識調査、新商品の需要調査といった、世の中の流れとはまた別な、ある意味極めて地味な仕事に踏み出していったのです。
これが、見よう見真似でいわゆる「マーケティングリサーチ」という分野に進出した第一歩でした。
そうやって提出したのは、初め小さなレポートではありましたが、少しずついろいろな企業からの評価も得ることができました。
結局その後、日本はバブル期に入っていき、あらゆるビジネスがダイナミックに動くため、マーケティングリサーチの仕事は格段に増えていきました。
とはいえ、私たちはそのバブルの喧騒を横目で見ながら、レポートを書き続けるという、わりと生真面目に愚直に生きていた気がします。
つづく
関連するコラム
- 私の仕事史「マイ チャレジング デイズ」―バブルを横目に、かくもエキサイティングな日々―Ⅰ 2017-03-11
- 2つの結婚披露宴―悪いことしちゃったなあ・・・遠い昔のほろ苦き思ひで―Ⅱ(おしまい) 2017-05-04
- 2つの結婚披露宴―悪いことしちゃったなあ・・・遠い昔のほろ苦き思ひで―Ⅰ 2017-05-03
- したたかな人生、祖母の思ひ出―この人だけは敵に回したくないと思わせる人―Ⅰ 2017-05-09
- 青春の彷徨、新宿ゴールデン街―無頼に生きる、がテーマだったあの頃―Ⅰ 2017-04-16
コラムのテーマ一覧
- どーでもいいけど面白かったエピソード
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- どーでもいい話
- 危機管理について
- 専門性について考える
- 地方再生と地域活性化について考える
- ビジネスモデルについて考える
- 事業承継、後継者問題
- 新しい技術、時代について考える
- 業界について考える
- 歴史について考える
- 世代による考え方、行動の違いを考察する
- リーダーシップについて考える
- 日本の文化について考える
- 自分を振り返る
- 経営について考える
- 販売促進戦略
- 経営計画を考える
- コンサルティングについて考える
- 専門性を考える
- 新規事業(起業も含む)について考える
- ファッションについて考える
- 経済問題
- 人生を考える
- 社会問題
- 中小企業経営を考える
- 経営助言
- 経営革新支援
- マーケティング
カテゴリから記事を探す
海江田博士プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。