- お電話での
お問い合わせ - 099-472-0620
コラム
変革と向き合うということⅣ
2016年11月6日
かつて私が、経理のOA化(つまりコンピュータ会計の導入)を熱心にお勧めした時も、「手書きの方がましなんじゃないか。」「そこまでする必要はないよ。」などと随分反対されたものでした。
中には「セキュリティーが心配だからやらない。」などと専門的なことをおっしゃる経営者もいたが、この方が一般の人以上にデジタル上のセキュリティー分野に詳しいとはとても思えませんでした。(つまり、やりたくない口実にしていたのです。)
間もなく、税務当局側の熱心な電子申告推進運動などが始まって、ようやく重い腰を上げた経営者も多かったのです。
こういった社内の業務改革についても概ね保守的な姿勢が多く見られたような気がします。
時代性の圧力によるビジネス上の変革は、部屋の模様替えや髪形を変えてみるといったいわばやってもやらなくてもいいチェンジと違って、やらなければならないものなのです。
にもかかわらず、人は驚くほど保守的です。
現代経営は、この変化に対応し続けられるかどうか、変化し続けることを当り前の仕事として受け入れることができるかどうか、が問われているといっても過言でありません。
経営者にいま最も求められるのは、この対応能力、柔軟性なのではないか、と私は考えています。
おしまい
関連するコラム
- 変革と向き合うということⅠ 2016-11-03
- 2代目経営者への提言Ⅰ 2016-10-13
- 2代目経営者への提言Ⅱ 2016-10-14
- 2代目経営者への提言2の1 2016-10-15
- 2代目経営者への提言2の2 2016-10-16
コラムのテーマ一覧
- どーでもいいけど面白かったエピソード
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- どーでもいい話
- 危機管理について
- 専門性について考える
- 地方再生と地域活性化について考える
- ビジネスモデルについて考える
- 事業承継、後継者問題
- 新しい技術、時代について考える
- 業界について考える
- 歴史について考える
- 世代による考え方、行動の違いを考察する
- リーダーシップについて考える
- 日本の文化について考える
- 自分を振り返る
- 経営について考える
- 販売促進戦略
- 経営計画を考える
- コンサルティングについて考える
- 専門性を考える
- 新規事業(起業も含む)について考える
- ファッションについて考える
- 経済問題
- 人生を考える
- 社会問題
- 中小企業経営を考える
- 経営助言
- 経営革新支援
- マーケティング
カテゴリから記事を探す
海江田博士プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。