太陽光発電について⑮~太陽光発電のギモン
このコラムを作っているときに、カスピ海が急速に縮小しているニュースを見ました。カスピ海と言えば地球最大の内海であり、最大の湖です。周りにはロシアをはじめ5か国が接しています。
そのカスピ海には130の川から水が流れこんでいますが、流れ込む川の中でロシアを流れる欧州最大のボルガ川の水が80%を占めています。
ロシアはそのボルガ川に40基のダムを建設し、さらに18基を予定していて、他にも過剰採水、汚染などの理由でカスピ海に流入する水の量が減っていると書かれていました。
カスピ海は中央アジアに降雨と湿気をもたらしていますが、小さくなれば気候に影響が出ることは間違いありません。
同じようにカスピ海の東にあるアラル海は、ソビエト時代の灌漑工事で、1960年代の5分の一になっています。干上がった場所は、砂漠化しています。カスピ海やアラル海が小さくなり、森林がなくなると砂漠化で気温を上げるだけでなく、水蒸気の発生も無くなり、中央アジアの雨も降らなくなっていくと考えています。
砂漠でなく水や森林があれば(砂漠のように)温度も上がらず、むしろ気温を下げるようになります。天候も晴天ばかりではなくなり雨の日が多くなると思われます。
カスピ海縮小のようなニュースを見ると、桜井邦朋さんの言っている人為的な影響が温暖化を促進している考えることは間違っていないと私は思います。
次回は、『太陽光発電について⑳~余談3 CO2を減らせばよいのなら』です。
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