太陽光発電について⑭~リサイクルはどこまで

鈴木敏広

鈴木敏広

テーマ:住宅の設備

国は太陽光パネルをリサイクルするようにするようです。どこまでするのか疑問です。

太陽光パネルにはガラス、アルミ、シリコン、その他多種の金属が使われていて鉛も使用されているといわれています。少量の金属でもパネルの数が多ければとんでもない量となります。

そもそもリサイクルしやすいように作っていません。20年も屋根の上に載せて雨風に当たり、太陽で高温になっても壊れないように作るのですから、丈夫に作ってあります。

何十年も屋根の上に載っていて太陽や雨風にさらされ変形、溶着などしていれば、作ったときと同じように解体することは不可能と思われます。
簡単にリサイクルできるとは考えられません。特殊技術がないとできないと思います。

あと10年ほどで毎年、大量のパネルが廃棄されます。技術と大量に処理できる工場が全国に必要です。大変な費用が掛かりますが、10年以内に作らないといけません。時間もありません。

太陽光発電⑮

次回は、『太陽光発電について⑮~太陽光発電のギモン』です。


YouTube公開しています。(https://www.youtube.com/channel/UCSOQJJSB9gBnpWeXIWnSacg)


---------1955年以来の信頼と実績---------------------------
      まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
-------------------------------------------------------------------------

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

鈴木敏広
専門家

鈴木敏広(一級建築士)

まちの大工さん 鈴木工務店

木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

長く愛される住まい作りにこだわる一級建築士

鈴木敏広プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼