最近の窓について①~減った引き違い窓
前回までは最近の多くの家の内装について書きましたが、今回は私の作っている家についてです。
柱などは桧の無垢材、鴨居、敷居なども同じように桧の無垢材です。洋間も同じです。窓枠も本物の木材です。
下の図は最近の家と私が作る家のサッシ枠の絵です。前回の絵と比べてください。
同じように下の図は私が作る洋室の室内建具の断面図です。洋室でも柱は見せて壁との境は額縁で納めています。
私の作る家では柱などは本物の木なのでそのまま見せています。建具は建具職人が作っています。
別に私は変わった工事をしているのではなく、大工が加工していた頃から替えていないだけです。昔はどこの家もこのようにして作っていました。
洋室でも柱の一面でも見せている理由は、天然木材なので空気に触れる方が乾きます。乾いていれば柱が傷まない、つまり家が傷まないことになります。
最近の家は①に書いたように和室でも柱は見えません。つまり、壁の中の柱の状況は解体しない限りわからないことになります。
次回は、『内装に本物の木材が使われなくなった⑥~本物の木で作る理由は傷ついても目立たないから 』です。
YouTube公開しています。(https://www.youtube.com/channel/UCSOQJJSB9gBnpWeXIWnSacg)
---------1955年以来の信頼と実績---------------------------
まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
-------------------------------------------------------------------------