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内装に本物の木材が使われなくなった③~窓枠と建具

鈴木敏広

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テーマ:住宅の変化

どこの家でもサッシと壁との間に窓枠を付けます。この窓枠も最近は本物の木材ではなく建材メーカー製のMDFや合板などに木目のシールを貼った物が多くなっています。

※MDFとは中質繊維板という木材のチップを粉状の繊維にして板にしたものです。カラーボックスや家具などたくさん使われています。チップから作られるためリサイクル材料であること、大きさも自由で扱いやすいことなどの理由で広く使われています。しかし、水には弱く、水を吸収すると膨張します。

内装に木材が使われなくなった③

同じように室内建具も同じ材料で作られています。建具の枠も同じです。

最近の家はほとんど和室がありませんから、柱や鴨居は完成すれば全く見えません。もっとも集成材の柱では見せることは出来ません。

また、次回に書きますが窓枠は下枠だけで四方まわさない業者も増えています。

次回は、『内装に本物の木材が使われなくなった④~下枠はプラスチック 』です。

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鈴木敏広(一級建築士)

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木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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