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最近の窓について②~窓の採光

鈴木敏広

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テーマ:住宅の変化

前回上げた引違い以外の窓に共通することがあります。開口面積が小さいことです。引き違い窓は、戸が二枚になるため幅は約90㎝以上となりますが、前回上げた窓の中でたてすべりや片上げ下げなどは幅が狭くなっています。よこすべり窓は幅はありますが高さは低くなっています。

引き違い窓が大きな面積にできる理由は、戸が下枠の上を滑って開閉できるため、戸が大きくなっても開閉時に力をそれほど必要ないためです。他の窓に比べて大きな開口面積にできる理由は開閉方法にあります。

面積が狭いので生活する側から見ると外は大きく見えない、眺望は期待できないことになります。街中では眺望など期待できないかもしれませんが、窓が狭いことによる閉塞感は人によって精神的に影響があるかもしれません。もちろん設計計画にもよりますが、自然光が少ないことは健康的にならないかもしれません。

最近の窓について②

上記のように他の窓に比べて、引き違い窓は開閉方法も用意で面積が大きくでき、また、開口面積の調節も容易です。

次回は、『最近の窓について③~通風量 』です。

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鈴木敏広(一級建築士)

まちの大工さん 鈴木工務店

木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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