WB工法体験記⑮~国の評価に対して
⑤に「そもそも何故このような家になるのか」と書きました。
サブタイトルにあるようにWB工法は、夏は空調服、冬はセーターを着ているような状態だと思います。
空調服とは夏に当初は工事現場で働く人が着ていましたが、上着にファンが付いていて常時上着の中で風を送っている服です。最近はウオーキングしている一般の人も着ています。現場で作業している人に聞くと涼しいといいますから、空気を通すことが体温の上昇を押さえていることがわかります。WB工法はファンで空気を送っていませんから、空調服ほど力はありませんが開閉するのはバネの力で電気代は0円ですから、空調服よりもコストは安くなります。
冬は第二通気層に空気の層ができますから、ちょうどセーターが体温による暖かい空気を留まらせているようになります。
※余談 セーターが暖かい理由は「○○にしかられる」という番組で言っていましたが、本当は汗が繊維に当たったときに熱に変わるのが本当らしいです。
「WB工法はそもそも何故このような家になるのか」の理由は第二通気層が有り、その通気層の通気量を形状記憶合金のバネによって自動調節しているためだと思います。
次回は、『WB工法体験記⑭~断熱材はいつ常温に戻るのか』です。
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