WB工法体験記④~冬の室温
冬の高気密高断熱工法
夏と同じで外気を遮断しますが、断熱材は徐々に冷たくなっていきます。夏と同じように冷たくなった断熱材の熱は暖かい室内側にも伝わり、室温を下げるようになります。
冬のWB工法
冬に暖房で部屋を暖めるとを壁の幅木部分につけたフローヘルス(⑫で説明)という換気口から暖まった空気が入り、第二通気層で回転しています。屋根、床下、基礎の通気口は寒いために閉じて外部には空気は出て行きません。暖房で暖められた空気は内壁、床材、天井材の外側にある第二通気層で回転し、断熱材の冷たい温度を室内に伝えにくくします。
前回と合わせて、WB工法と高気密高断熱との大きな違いは、WB工法は夏と冬では違う断熱工法の家になるのです。夏は第二通気層で熱を排出し、冬は第二通気層を室内で暖められた空気が室内を包みます。第二通気層は夏と冬で違う通気層になるのです。各所に取り付けた形状記憶合金のバネにより通気量は自動調節されます。その日にあった通気量となるのです。
次回は、『WB工法体験記⑩~WB工法と高気密高断熱の比較その3』です。
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