結露②~昔の日本の家
外壁が①に書いたようになっている原因を考えるため、なっている家の共通事項を考えてみます。私が見た①に書いたような家は以下のようになっていました。
①外壁材は窯業系サイディング
②サイディングは横張り
③築10年未満ぐらいで、それよいも古い家には見当たらない
④北の壁が多い、西、東もあるが北ほどではない。
⑤色は緑か黒、
⑥柱、梁などの木材の場所が外からわかる
⑦屋根の形は関係ない
上記の7項目について説明します。
①について
最近の家で使われている外壁材は窯業系サイディングが多いためで、もしかすると他の外壁材でも起きているかもしれません。
②について
最近の窯業系サイディングは横張りが多いため見当たらなかっただけで、たて張りでも起きているのかかもしれません。
③について
10年未満とした理由は、外壁材を見ると新築してから一度も塗装してないと思われるからです。玄関周りやベランダなど部分的にタイル調のサイディングが張ってありますが、タイル調のサイディングの場合はタイルと目地の部分は色が違います。普通は10年ほど経って塗装しますが、塗装するとタイルと目地の境はなくなり一色になってしまいます。塗装するときに目地の部分だけ色分けする事をしない(目地だけ別の色を塗れば相当な手間と費用がかかる)からです。
次回は、『高断熱の前に結露対策④~前回の項目内容について』です。
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