工務店選びで大事なことは、ハッキリ言ってくれる人との出会い②~片流れ屋根の話
相談者のメールの中にこんな言葉がありました。
勉強しておけばこんな後悔はなかっただろうに、悔しい思い出いっぱいです。そのあと
「次は失敗の無いように!しかしもう次はない…。」
住宅はその家族だけが住む、使うモノなので家族にとっては唯一無二のものです。たとえ建売住宅で間取りも何もかも同じでも、家族構成が違えば違う家なのです。
また、仕事をする時間を除けば、ほとんどの人は自分の家で一日のうち半分は生活しているのではないでしょうか。もちろん、睡眠時間を含めてです。働いていない人はもっと長い時間を過ごしています。最近はコロナウィルスで在宅勤務が増え、住宅で生活する人は今までよりも増えています。
新築する方のほとんどは、一生のうちに一度しか家を建てません。二度目はないのです。ですから、それにこたえるような仕事をしないといけません。
20年以上前に新築したお客さんに、完成したときにこんなことを言われました。
「世間では、間取りは設計、お金のことは営業、工事は現場担当者と分かれていて、誰に何を言ったらいいのか素人には分からない。それで、言った、聞いてないとなって、完成したときにはケンカになると聞く。初めから最後まで、すべて一人(私、鈴木)で対応してくれた。おかげでいい家になった。」
メーカーを含め、住宅会社の多くは分業していますが、建築主にとって担当が変わることはいいこととは私には思えません。初めから最後まで一人の担当者が窓口になることが建築主にとって一番いいことと私は思います。次回は、初めから最後まで担当する私の打ち合わせです。
次回は、『工務店選びで大事なことは、ハッキリ言ってくれる人との出会い⑥~図面で分かる人はほとんどいない』です。
---------1955年以来の信頼と実績---------------------------
まちの大工さん 鈴木工務店
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