セミオーダー住宅⑥~設計の打ち合わせは営業
前の日に書いた3回目の返信をして仕事に行きました。その日の午後に相談者からのメールが届いていました。印刷するとA4の紙2枚にびっしりの内容でした。
一枚目は、私の返信についてと、私の質問とお願いにたいする答えでした。お願いに対しては、コラムにしてOKなことに加え「(家造り)で後悔する方が減ることを私は望みます。」と書かれていました。というわけでこのコラムは了解を得て作っています。
2枚目に何の利益にもならないのに相談に乗ってくれたことに感謝の言葉がたくさん書かれていました。相談者も初めは「何か答えてくれたら」と思って私にメールを送ったようです。誰に相談して良いかわからず、不安な日々だったそうです。
何の利益もないのに相談に答えた理由は、相談者が何度もメールしてきたこと(メールの回数は相談者が7回、私が3回)と、文章を読んでいて本当に困っているように思えたからでした。
実際、電話などでいきなり工事額を教えてほしいと聞いてくる方がありますが、軽い気持ちで教えてくれると思っているのではないでしょうか?
私は、家を建てる事が職業で、売るとは考えていません。いい加減な相談に答えたくないのです。ですから、電話が掛かってきても名前を名乗らない人は答えませんし、費用は現場を見ないと答えられないとハッキリ言います。中にはそれで電話を切る方もいます。電話を切る方はこの相談者と違い、真剣に悩んでいないのでしょう。私はそう思っています。
相談者とのやりとりは今回で終わりです。
さて、このコラムのタイトルは「セミオーダー住宅」ですが、ここまではタイトルと内容は関係ありません。次回から本題です。この相談者とのやりとりで気になったことが「セミオーダー住宅」なのです。
次回は、『セミオーダー住宅⑤~セミオーダー住宅とは 』です。
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