最近の家の建て方(順番)について⑪~雨の影響は受けることは当たり前
今回は昔(私の工務店)の建て方です。
1 基礎工事
2 建て方、2階床下地
3 屋根下地工事(ルーフィング張り含む)
4 屋根工事
5 外壁下地(透湿防止シート張り含む)
6 外壁工事
7 配管工事
8 1階床工事(床下地工事を含む)
9 1、2階天井工事
10 1、2階(内)壁下地工事
11 内装
この後は[②~最近よく見る家の建て方]と同じで、内装工事が終われば流し台、照明などの設備を付けて完成となります。
2はレッカーを使い一日で工事します。前回書いたように3の屋根下地と4の外壁下地工事の時にルーフィングと透湿防水シートを張るため、この2つの工事が終われば、雨は家の中に入って来ません。
②の最近の家の建て方と大きく違うのは1階の床を張る時期です。1階の床下地工事は8番目で雨の影響を受けない状態になってから工事を行います。
また、1階の床下地工事は基礎コンクリートを打設してから1か月以上経っていますから、コンクリートは十分乾燥した状態になっています。屋根下地も外壁下地工事も工事と同時にルーフィングと透湿防水シートを張りますから、雨は入らなくなります。つまり雨の影響を受けないようになってから床などの内部工事をしています。
次回は、『最近の家の建て方(順番)について⑩~濡れたら乾かせ』です。
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