最近の家の作り方2①~以前あったリフォームの相談から
クローズド工法とは、その工法を採用している業者しか知らない工法のことです。
どのような材質の材料をどんな大きさにして組み立てているか分かりません。当然、書店に行ってもそのような限られた工法の本は売っていません。売っていないどころか、そもそも公開していません。
構造材が分からないことは困ったことです。壁は壁紙、床は化粧合板の仕上げと分かってもその下地材がどうなっているのか、構造材が分からないため全く分からない、想像もできないのです。
現代の住宅ではこのクローズド工法の家がたくさん建てられています。中でも大手ハウスメーカーの住宅は全てクローズド工法といえます。木質系のメーカーの住宅まだ想像はできますが、鉄骨系の住宅は全く想像できません。
時々建築中の大手メーカーの鉄骨住宅を見ると、見たこともない柱に見たことのない穴がたくさん開いた梁で組み立てています。メーカーが独自に作っている柱や梁材で、一般に流通している鉄骨材にはない材料なので、メーカーの人でないと全く分からないのです。
次回は、『オープン工法とクローズド工法⑤~ホームセンターで売っている材料で 』です。
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