瑕疵保険(かしほけん)はどうなった?①~週刊文春3月23日号の欠陥住宅の記事
週刊誌にこの学校の近所の人の話が載っていて、ブロック塀はすでに傾いていたという話がありました。もし見て分かるほど傾いていたのなら、「問題がない」と思う人が責任者であることが問題です。
この学校のように後施工でコンクリートブロック8段を基準法通りに積みなさいと依頼されて「出来ます」と言う業者はいないと思います。法令を読めば不可能なことはすぐに分かりますから。
そう考えると、この工事を依頼した関係者は少なくとも建築基準法は知らない人になります。もしかしたら、教育委員会などで決めているのでしょうか?想像だけで考えてはいけないとは思いますが、学校という建物が完成したら、学校の建物の事は全て学校と教育委員会で決めているとしたらそれこそ問題ではないでしょうか。
プールの中が外から見えるからとフェンスを解体してブロックを積む、そこで、なぜブロック塀でなくフェンスだったのか考えない、作った関係者の意見も聞かない、防災アドバイザーの声も建築の専門家の意見も取り入れない、近所の人の声さえも耳に入らない、塀と同じ様なことは他にはないのでしょうか。
次回は、『樋について①』です。
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