片流れ屋根の家が増える理由⑥~勾配がキツイ屋根の作り方について
下の絵のように屋根の形は、切妻(きりつま)、寄棟(よせむね)、片流れ、陸、ドームなどたくさんありますが、木造や鉄骨造の住宅では屋根には切妻、寄棟が多く使われてきました。
陸屋根は主にコンクリート造の屋根に使われています。木造では(他にも理由はあると思いますが)防水工事が困難なためあまり使われません。
切妻屋根がたくさん建てられた理由は、簡単な構造だからだと思われます。寄棟は屋根を4面施工しないといけませんが、切妻屋根は2面、四角い紙を真中で折った形で単純な形です。
片流れの屋根とは絵のように屋根が一面しかなく、雨水の流れが一方向しかない屋根のことです。絵を見れば分かるようにも最も単純な形の屋根です。
今までは切妻屋根が最も多く建てられてきましたが、最近の家を見ると片流れ屋根の家が多く建てられているようです。一体なぜでしょうか?
次回は、片流れ屋根の家が増える理由②~屋根裏の利用 です。
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