熊本地震で起きたこと、分かったこと④~「新耐震」でも壊れた
14日の地震を前震、16日の地震を本震と報道されましたが、4月16日の地震が本震になった理由は、同じ震度7でもマグニチュードが大きかったかららしいです。気象庁は、「本震が何日に起きた地震が本震か」ばかり気にしているようですが、実際は2カ所の断層で地震が起きていて、2つの断層が近い益城町で震度7の地震が2度起きたのです。
14日の地震は布田川断層帯、16日は日奈久断層帯で地震は起きました。14日の地震が原因で16日の地震が起きたと考えられていますが、違う断層で起きたのですから別の地震ではないのかと私は思うのですが、とにかく熊本地震とひとくくりにされました。
今までなかった地震と報道されていますが、気象庁の観測は1885年からですから130年程前のことです。2日間に震度6強以上の地震が一つの地域で連動して起きる地震は1885年以前に何度もこの国に起きていたのだろうと思います。
世界で一年間に起きる震度6以上の地震の20%は日本で起きています。そのような国でたった130年間に初めて観測した地震はこれからも何度もあると思います。今までになかった地震と言っているのは我々人間だけではないでしょうか?
次回は、熊本地震で起きたこと、分かったこと④~「新耐震」でも壊れた です。
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