リフォームの見積り⑨～2つの図面
数年前に、築40年の家の水回り（台所、浴室、トイレ、洗面）全部のリフォーム工事の依頼がありました。相見積の業者は、地域では有名なリフォーム店（Aと表記）、職人と思われる人（Bと表記）と私の工務店（Sと表記）の３業者です。
現場は住宅密集地で敷地に余裕はなく、間取りを大きく変更できるようなことはできません。誰が考えても水回り設備の取り替えが主な工事内容で、変更できるとしても流し台、洗面台の配置を少し替えるぐらいでした。
この相見積りは設計も含んでいたため（コラム「相見積もりのムダ」に書いたように工事金額だけの比較ではありません）各業者が設計案と共に見積りを提出しました。おそらく、設計図ができていて工事内容が決まっていれば、誰が見積もっても大きな差はでないと思われますが
A業者 価格500万円代
B業者 価格400万円代
S（私）価格600万円代
という見積もり内容で、一番高いのはS、つまり私の工務店でした。普通に考えれば一番初めに依頼対象から外されるはずです。しかし、私の説明に施主の方が納得され工事を依頼されました。
次回は、リフォームの見積り⑤～リフォームの見積り⑤～経験談その2 私の相見積り内容 です。
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まちの大工さん 鈴木工務店
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