調湿10~室内で発生する水蒸気
6に書いたように人が暑いとか寒いとか感じるのは温度と湿度と風の組み合わせですから、温度が高くても湿度が低ければ過ごし易くなります。調湿材を使えば湿度調整してくれるので、例えば、夏に同じ温度でもエアコンなどの設定を下げることができ、省エネになるのです。
4に書いたように日本では夏の蒸し暑い時に室内の湿度を下げたい、冬の寒く乾燥している時には室内の湿度を上げたいのですから、24時間、電気も使わないで湿度を調整してくれる調湿材の使用こそ、本当の省エネではないでしょうか。作ってから解体するまで、ずっと働いてくれます。断熱材と組み合わせればより省エネになるはずです。
断熱材の使用は温度環境を変えることしかできません。湿度には全く効果がないのです。日本の気候を考えれば、湿度のコントロールを考えることも省エネだと思いますが。
次回は「調湿18~調湿材のススメ」です。
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