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WB工法を採用して10年 その1~2015年2月 冬の朝に15℃の室温

鈴木敏広

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テーマ:WB工法を採用して10年

2015年2月中旬。
昨年秋に完成した通気断熱WB工法の住まいのお客さん(Aさん)に会った時の話です。

Aさん「鈴木さん、鈴木さん。信じられません!朝の温度が15℃ですよ!!」
 私 「今朝ですか?」
Aさん「今日は18℃でしたけど、この間のもっと寒い日の朝が15℃でした。」
 私 「エッ!?暖かいですね。もちろん、暖房なしですよね。」
Aさん「ええ、暖房は入れていません。冬でも昼間に太陽が出ていれば、夜も暖房は入れなくていいです。」

こう言って頂けるとWB工法を採用して良かった思う時です。工務店冥利に尽きます。
WB1
通気断熱WB工法を採用して10年が経ちました。
WB工法との出会いは11年前の2004年6月。
建材店の勧めで行った説明会の一つでした。他の工法の説明会にも色々と参加していたのですが、なかなか自分が納得する工法はありませんでした。そんな中、WB工法の説明会は目からウロコでした。

WB工法は、形状記憶合金のバネを使った換気口を各所に付け、温度を感知したバネが伸縮して換気口を自動開閉し、空気を動かします。手で開けなくても暑い時には開いて、寒いと閉まる。バネなので、少しの調節も自動で行ってくれます。

“WB工法なら内部結露を起こさないで、冬は暖かく、夏は涼しい家を作ることできる”
私は長年の悩みがやっと解決できると思いました。
その悩みとは20年前の1995年の阪神大震災の後から始まります。


次回は、『WB工法を採用して10年 その2~1995年 二つの悩み』です。


---------1955年以来の信頼と実績--------------
      まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
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専門家

鈴木敏広(一級建築士)

まちの大工さん 鈴木工務店

木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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