10年で塗装しないといけない家10~最近の窯業系サイディング
ここまで何度も出てきた樹脂系シーリングとは、ホームセンターなどでも売っている下の絵のような材料で、専用ガンでシーリングを充填することをシーリング工事(コーキング工事)と呼ばれています。
シーリング工事は、窓周り、サイディング材の継ぎ目、屋根と壁の取り合い、異なる仕上げ材との取り合いなどに充填するのですが、下地の掃除、養生テープ貼り、バックアップ材充填、プライマー塗布、シーリング材充填、ヘラ押え、養生テープめくりと工程が多い工事です。外気温の影響を受けやすく、前日に雨が降ると乾燥するまで工事できません。簡単に工事しているようですが、条件一つ合わないだけで寿命は変わります。
このような工事を一軒の家に100mもすることは大変で、十分な時間を与えなければ良い工事はできないと思います。出来上がったばかりの状態をみてもキチンと施工したのかは判断できないのです。
シーリング工事は見た目よりもデリケートで手間がかかり、そして、その工事が外壁からの雨漏りのカギを握っています。
次回は、「10年で塗装しないといけない家7~樹脂系シーリング材はなぜ早く傷む」です。
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