リフォームのほうが難しい10~施主が一番知っている
解体したら設計と違うことがありますから変更があることは当たり前です。設計変更しなければならなくなれば工事はもちろん見積りも変更となります。そう考えると設計も見積りも完全に終わるのは工事とほぼ
同じ頃になります。
変更は、解体したら図面と違うという理由だけではありません。私は毎日のように現場に行きますから、
現場を見て思いつくことがあります。同じように職人も「ここはこうしたら」と思いつくことがあります。現場を見てより良いアイディアが出るのです。少しでも良くなる案ならば相談してすぐに変更です。いいリフォームをするには、こうしたスピードが大事なのです。
変更する理由がもう一つあります。それは施主の気持ちが変わることです。新築と違い多くの場合、生活
しながらの工事です。毎日工事が進んでいく様子を見ていれば、だれでも変更したくなるのが人情です。
「こうしてほしい」
「思っていたことと違う」・・・など
工事中に要望や疑問を持つのが当然です。設計時や契約時に事務所で図面を見て打ち合わせしても、
施主は家に帰れば図面と違うもの(現物)を見てしまいます。現実を見て考えが変わると、工事内容を変更したくなるのです。
※私はリフォームの打合せは見積りの説明も工事中の打合せも現場で行います。工事する建物で打合せすれば間違いが少ないことと施主の方も現実を見た方がよくわかるからです。事務所で説明することも
打ち合わせすることもほとんどありません。
次回は、「リフォームの方が難しい10~施主が一番知っている」です。
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