リフォームの時代③ ゴミ問題と中古住宅市場
お金のある所には、人が集まります。仕事があるからです。それまでリフォームに目もくれなかった大手住宅会社や建築関係の会社からできたリフォーム専門店、建築とは全く関係ない会社まで参入するようになりました。業界的には、新築工事が減り社員が余ったため、リフォームを始めたという理由もあるようです。
私は異業種からの参入は悪いこと思っていません。それが、今までリフォームをしていた業者を刺激し、
リフォーム業界が活気づき、消費者にとっていい方向になればいいと思っています。
ですが、現実はそうでもないようです。とにかく、500万円未満、150㎡未満の工事は無許可で誰でもできますから、リフォーム業者はどんどん増えています。資金さえあれば誰でも業者になれます。
リフォーム業界は今、過渡期です。リフォーム業界がどうなっているか分らない状態で、消費者が一番困ることは、誰に依頼することがいいのか分らないことだと思います。
次回は『リフォームの時代⑥ リフォームって何?』です。