うちのつくり方10 ~②-3 1日で全部決める~
まとめ
「はじめに」で他の多くの業者のつくり方に対する疑問を書きました。
①契約までに多大な費用を掛けています(宣伝、イベント、展示場、など集客費用が莫大です)
②設計、営業、工事、デザインなど分業することが当たり前になった。
③工事中に鍵を施主に渡さない。つまり、施主は自由に見られない。
④職人と施主との接点が少ない。
⑤工事期間が3カ月程。期間の短い事が良い事として宣伝されている。
⑥プレカット加工が増え、現場作業が減った
⑦材料は何でもよくなった。また、壁の中、床下、天井裏など一番大事な個所より出来上がりが問題。
以上の7項目でしたが、ここまで書いたように「まちの大工さん」では
①契約までよりも工事に費用を掛けています
②分業していません。最後まで同じ担当です
③工事用キーを渡し、積極的に見に来てもらっています
④見に来て職人の作業を見てもらっています
⑤工事期間は、現場に合わせています。どんなん工事も同じにはなりません。
⑥プレカットしていませんから、ほとんどの部材を工場で加工しています。ですから変更できるのです。
⑦見えない部材、特に完成すると見えなくなる構造材の耐久性を大事にしています。
と言った7項目になります。
次回は『おわりに』です。