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「老いるコンクリート」の記事

鈴木敏広

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テーマ:新聞、雑誌等の記事から

1月4日の朝日新聞にコンクリートが老いているが、点検する技術者が足りない記事がありました。

国内のコンクリートの橋について、20年後にはほとんどが50年を超え補修が必要になるが、そのための技術者が足りない事が書かれていました。特に国交省の5年前のアンケートでは480の地方自治体に土木関係の職員がいないことには少々ビックリしました。

記事では、名大に研修施設として「ニューブリッジ」ができたことが書いてありましたが、この施設は橋脚だけです。しかし、高度成長期から建てられたコンクリートの建造物は、橋だけでなくたくさんのビルがあります。これらのビルも同じように老いています。

毎年、点検して適切な時期に補修していれば、寿命は延びますが個人や会社のものならば所有者が修理することになります。
以前、高層マンションの目地の修理に億単位のお金が掛かり、入居者がこんなにかかると思わなかったという記事がありましたが、老いたコンクリート建造物は、これから新しい社会問題になるかもしれません。

国の長期優良住宅も、コンクリート造の住宅が認められていますが、木造以外で100年もっている住宅がこの国にあるのでしょうか?

老いるコンクリ


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鈴木敏広
専門家

鈴木敏広(一級建築士)

まちの大工さん 鈴木工務店

木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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